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年納めヨガ 内側を深く見つめること

「私が理解と愛のまなざしで自分を

見つめられますように

私が自分の中に喜びと幸せの種を認め、

触れられますように

私が内なる怒り、貪欲、錯覚のみなもとを見きわめ、見つめられますように」

 

ティク・ナット・ハン著

「和解 インナーチャイルドを癒す」

第一部”癒しについての教え”より

 

 

今日は「年納めヨガ」というクラスを担当してきまして、

文字通りの

仕事納めとなったレッスンでした(^^)

 初めてお会いする

お客様もいらっしゃったので

 「yoga citta vrtti nirodahah(ヨーガ・チッタ・ブリッティ・ニローダ)」 

「ヨガとは心の作用を静めるもの」

というお話をしていました。

 

 

呼吸や体の感覚を丁寧に感じること。

過去や未来ではなく、一瞬一瞬の

「今この瞬間」に

意識を満たすように努めること。

 

そうすることで、

内側が静かになる時間を

マットの上で過ごせることが

マットを降りた日常に

良い変化を与えてくれます。

 

ふと目の前に広がる

景色のすばらしさに気づくことや、

大切な人の表情と言葉から伝わってくるもの、

自分自身の心の在り様、

今ここに生きているということの奇跡や、

感謝の気持ちに気付けば

そこで感じる幸福や喜びの数も大きさも、

感動の程度も、

同じ景色や状況にあっても

きっと異なってくるでしょう。

 

 

静けさのなかに見えてくる本当の想いや願い

しまっていた感情

良い感情も、

そうではない感情も、

慈しみ抱きとめるような気持で

深く見つめることができれば、

自分自身の心を深いところから癒したり、

自分がどういう人間かということに

改めて気付く、

そんな機会になるものです。

 

不都合なものに蓋をして

どこかへ追いやるように抑圧するのではなく

 

移ろうことも許しながら

やさしく抱き留めて、深く見つめる。

 

最初は少し難しいと感じても、

感情が揺れ動いてたのなら

いつでも、何度でも、

「呼吸」というホームに戻ることができることがわかれば

静かに深く見ていくことができます。

 

良いことも、悪いことも、

”良い”や”悪い”という

価値判断がくっついているだけで

全ての出来事がこのいのちを磨き

成長するための経験であることに

変わりありません。

 

 

一年が終わろうとする年末は、

この一年間の出来事や

今自分が置かれている環境、

“喜び”や“幸せ”、“苦しい”や“辛い”“苛立ち”などの感情が

どこからやってきたものなのか、

 

自分の心の様子なども深くを見つめながら

自分自身がどういう人間なのか

これからどのようになっていきたいのか

そういったことにも改めて気づいていくような、一つの節目のときですね。

 

 

たくさんの人と集まり

触れ合う機会が多ければ

そのなかでまた改めて

かけがえのない繋がりの中に生かされていると気付く時でもあります。

 

私の心にある想いが

言葉が

行動が

私の未来を作る。

 

私の胸の中にある感情のすべてが

私を導くものとなる。

 

今日はそんなお話をしていました。

 

今ここに生きている、素晴らしい時間。

素晴らしい命。

来年もまたそれぞれに

自分らしい未来にまた一歩

歩んでいけると良いですね。

 

 

皆様良いお年をお迎えください。

 

また来年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 

 

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